「プリクラも久しぶり?」
「中学の卒業式以来かな」
由亜と快斗の3人で撮った。
「俺も、卒業式の日にテニス部のみんなと撮ったけど人数が多すぎてよくわからないプリクラ」
「へー、楽しそう」
「楽しかったなー。果菜はなにか部活していたの?」
「なにもしていなかったの」
「そうなんだ、今度テニス教えてあげようか。俺、そんなに上手くないけどおもしろいよ」
「うん。ありがとう」
私も、男の子と2人でプリクラなんて初めて。
2人でプリクラを撮る。
どういう顔をしたらいいかわからない。
普通でいいよね。
今日初めて会った人だし。
ぎこちなくしていると、横のカーテンが開き、知香が顔を出す。
知香の顔を見、私は助かったと思った。
「2人だけで撮らないでよー。みんなで撮ろうよ。芯も早く入って」
4人で、プリクラを撮る。
「俺は果菜と2人で撮りたかったのに」
「…」
「何それ、4人で撮った方が思い出に残るでしょ。ていうか、勇太、果菜のこと気に入った」
知香はニヤニヤした顔で勇太を見る。
勇太の顔が赤くなるのがわかった。
それを見て私も顔が赤くなる。
「何?2人ともなに赤くなってんのよ。私達、邪魔だった?」
「知香うるさい。そんなんだから彼氏ができないんだよ」
「なに動揺してんのよ、勇太かわいいね」
「うるさい。ごめんね、果菜」
「…」
私は、首を横に振った。
どうしたらいいのかわからなかった。
私はうつむいたまま。
「中学の卒業式以来かな」
由亜と快斗の3人で撮った。
「俺も、卒業式の日にテニス部のみんなと撮ったけど人数が多すぎてよくわからないプリクラ」
「へー、楽しそう」
「楽しかったなー。果菜はなにか部活していたの?」
「なにもしていなかったの」
「そうなんだ、今度テニス教えてあげようか。俺、そんなに上手くないけどおもしろいよ」
「うん。ありがとう」
私も、男の子と2人でプリクラなんて初めて。
2人でプリクラを撮る。
どういう顔をしたらいいかわからない。
普通でいいよね。
今日初めて会った人だし。
ぎこちなくしていると、横のカーテンが開き、知香が顔を出す。
知香の顔を見、私は助かったと思った。
「2人だけで撮らないでよー。みんなで撮ろうよ。芯も早く入って」
4人で、プリクラを撮る。
「俺は果菜と2人で撮りたかったのに」
「…」
「何それ、4人で撮った方が思い出に残るでしょ。ていうか、勇太、果菜のこと気に入った」
知香はニヤニヤした顔で勇太を見る。
勇太の顔が赤くなるのがわかった。
それを見て私も顔が赤くなる。
「何?2人ともなに赤くなってんのよ。私達、邪魔だった?」
「知香うるさい。そんなんだから彼氏ができないんだよ」
「なに動揺してんのよ、勇太かわいいね」
「うるさい。ごめんね、果菜」
「…」
私は、首を横に振った。
どうしたらいいのかわからなかった。
私はうつむいたまま。

