ウォーアス。水の都市と呼ばれている。
前ここへ訪れたときより、街が盛んになっていた。
それもミリアが英雄として掲げられているからだ。
ミリアの父がいるところへ向かった。
「久しぶりだな。ミリアの友よ。もう情報は渡っているね?」
「お久しぶりですっ!!!あの…っ、ミリアを助けれれるも知れないって本当なんですか!?」
「俺達どんな厳しいことがあっても、立ち向かいますっ!!!!!」
「……。俺達の出来ることはなんですか?」
「まぁ、落ち着きなさい。さぁ座って。」
3人はお言葉に甘えて座らせてもらった。
「私は全国の長を招集して情報提供をしてもらった。数年待った結果、ミスティの古い図書館で手がかりになるかも知れないものが見つかったと聞いた。だから君達に行って欲しいんだ。……ミリアを救ってくれ……。」
妻、娘、息子を失ったミリアの父を見ていると哀れに思った。
ミリアの父のためにも、自分自身のためにも3人はその依頼を請けた。
新たな旅が始まる予感がした。