「えー…。榊の席はー…。考えてないから
好きなところを選んでいいぞ。川崎の知り合いなら
川崎の近くにするか?」



また勝手なこと言いやがって…。




『いいんすか?じゃあ、蓮の後ろの席がいいっす!!!』



おいおい…。
勝まで何言ってんだ…
冗談に決まって…
「いいぞ。」



………。




『ヤッター!!!サンキュー!!!!!』





なんでこんなるんだよ…。
勝は笑顔でこっちに向かってきた。

『よろしくな。蓮。』


まぁ、いっか。
「よろしく。」


『おう。』