ミュージシャンになりたくて


東京に出てきたはいいものの



2LDKの部屋は独りでは
余りにも 広すぎて。


東京出てきてから
寂しさが増して
余計に寝られへん。



夜で悪いな、と思いつつも
寂しさには勝てず彼女を電話で呼ぶ。



-ガチャ


「夜にどおしたの?」


スエット姿のきみ。



愛美が来ただけで
一気に寂しさが消えてゆく。



[今日泊まっていかへん?]



「いいけど・・・なんかあったの?」



[ええからこっちきて。]



愛美を布団に入れ抱きしめる。



[寂しかってん。寝付くまで傍に居て・・・]



「・・・いいよ//」



[好きやねん]


「知ってる(笑)」


[そこはあたしも。とか言っとこうやー]



「だって知ってるもん。(笑)」


[えー]


「嘘。好き。」




安心感と好きって気持ちで
頭がいっぱいになる。

















君は僕の睡眠薬
(寝言うるさいー)
(たこがいっぱい。。Zzz)