私が好きなのは先生で、
そんな私を周りは笑う。
小さい子が良く言う
「大きくなったらパパと結婚するの」
と 同じ様に思われているんだろう
それでも私は先生が好きで
それが一時的なものだとしても
自分の気持ちに嘘はつきたくなかった。
暗くなり、夕焼けの微かな日が
差し込む、人が居なくなった教室
私は独り席に座り、音楽を聴く。
もうすぐ、先生が来る。
高鳴る気持ちを落ち着けて
瞳を閉じると、耳に響く
井元先生の甘い声
「用ってなんやねん?」
きっと一時的な恋かも知れない。
それか、恋じゃないかも知れない。
それを 知るまで
あと、少し
(私、先生が好きなのかもしれません。)
