「私さ、結婚出来るのかなあ。」
再び視線を空に移すと
明宏も私から視線を逸らした。
[出来へんのちゃう?]
「なんでよ。」
[やって人見知りやろ。]
「明宏もじゃん!」
[俺はへーきやもん。]
「何でさー!!!」
「でもさ、私結婚出来ない気がする。」
軽く伸びをして、再び視線を明宏に戻すと
明宏はいつの間にか私を見てた
[じゃあ、そんな可哀想な
舞のために予約したる。]
ふっと笑って、私の髪留めを解くと
それを私の薬指に巻きつけた。
「・・・・?」
[俺のお嫁さん確定な。]
そう言って笑った明宏の耳が
少しだけ赤かった
何気ない一言
(・・・好き。大好き。)
(知ってるわあほ。)
