茜色の奇跡

世界がすべて

美紀の世界になる

「由奈…聞いてほしいことがあるんだ…」

そして台本読みが始まった

まだ台本読みの段階だけど

心をこめて読む

そうすればいつか美紀の本当の気持ちが知れると感じたから

「はいおっけーです」

しばらくよんで先輩の声がした

私はほっと一息おく

「美優よかったよ〜」

由奈が私のところに笑顔で駆け寄ってきた

「ありがとう!由奈もバッチグーだったよ」

「いやいや美優には負けるさ」

「そんなことないよ」

由奈の演技

魅力的で私大好きだもん

「ありがとう!本番までがんばろね」

「うん」

本番か〜

もうすぐだもんね

頑張らなきゃ