茜色の奇跡

「ここ…はっ…自分が…通ってる高校だ…ぜ?」

「嘘…」

じゃあ私学校の周りうろちょろして

どこか分かんなかったってこと?

確かに学校の周りいったことはなかったけど

こんな校門の前でどこか分からない〜

って泣きそうになってたって事?

私はさっきと同じ位顔が赤くなった

「ははっやっぱりおもしろいね〜篠原は」

「自分で自分が情けないっす…」

「もう帰れるか?」

優しい声で聞いてくる南くん

「大丈夫!」

「そかじゃあな」

「うん」

私は元気よく返事をして自分の家のほうへ歩き出した

でも二三歩も進まない間に私の手に温かいものが触れた

「やっぱり怖いわ…送ってく」

それは南くんの手だった

また赤くなっていく私の顔

私はたこになってしまうんじゃないか?

と本気で思ってしまう