茜色の奇跡

倒れてる1人の男の人

…まさか死んじゃないよね

私はおそるおそる顔を覗く

「…南くん!!!!」

驚きのあまり大きな声を出してしまった

もう夜中なのに静かに静かに…

「篠原…なにするんだよいきなり」

「ごめん…痴漢かと…」

私は小さい声でいう

「もうびっくりした声かけただけだってよ」

「ごめん…」

「まぁいいけどさ」

南くんは私の頭をポンポンしてきた

私の顔がタコより真っ赤になる

夜でよかったよ…

にしても優しいな南くんは

「それよりどうした?こんな時間に」

そうだった私迷子中だった

「実は道に迷いまして…」

「迷子?」

「…うん」