お昼時間だから人通りが少ない 廊下に初めての体験 向かい合う感じで ド緊張の末に頭の中が 悲鳴を上げそうなあたしと そんなあたしを見て 「何か挙動不審だね」 と柔らかく先生は笑い 「ね、緑谷さん、 コレ、どーいう事?」 「はい?」 先生が見せてきたのは あたしの課題Note 「あああああっ!!!!」 Noteには課題がやってなく ずらずら書かれている 先生への思い ギィャアアアア と言わんばかりに 先生の手から奪い取った 「っと」 手が届く寸前で先生が Noteを高く持ち上げる