アカカギと呼ばれるものはアサギの方に顔を向けた。 白く目が描かれた仮面をかぶっているため表情はわからない。 赤い絹の着物が左右に揺れた。 「アサギ・・・。」 あれ・・・もしかしてのアサギの恋人って・・・ 「お二人・・・デキテル感じ??」 私はニヤニヤしながらアサギとアカカギを交互に見た。 「ナッナミダさん!!」 アサギは頬を赤らめ大きな声を上げた。