パパ、昔からこーゆーの好きだったからなぁ。やっぱしワクワクしまくるんだよな。
「よぉ涼萌!ちょいとアントンのアホゥが心配だからよ、ついてくわ!」
「おいストラーダ!オメェオレの執事のクセによくもオレにアホゥなんて言いやがったな!」
「まぁ確かにアホゥだぁなあ!」
「だよなーウチら執事もちょいと困るよなぁ」
「トルケーゼ!インサリア!お前らまでオレをアホゥ扱いかよ!」
「ハハッわりーわりー(笑)」
「ダハハハ、やっぱりオレの義弟でマブダチは面白いなぁ!」
「るせぇぞヴァカ兄貴!」
クスッ
やっぱりパパやウチのおじさん達は面白いや。東京は任せても大丈夫だよな!しかし!しかしだよアントンおじさん!おじさん達も今から遊園地行くって感じの顔してるがね。
「そんな訳だ可愛いィー娘諸君!今からちょいと東京の基地まで行って来るわ!お土産は雷おこしな!」
いやそれ浅草じゃね?
そんじゃあパパ達も行く訳だし、私たちもチーム分けするか。
「よぉーく聞きなよ恵里菜、逗子に行くのは女子合唱部に任せるわ。」
「わかった!任せて!私も杏香お姉ちゃんやパパに負けないような活躍しないといけないしみんなを引っ張らないとね!」
「も~、恵里菜ちゃん!部長は私だよぉ?」
「にっしっし、ゴメンにゃん♪」
逗子は任せられるかな。
「んで我孫子、ここは第2演劇部と寅珠に任せようかな。」
「ちょい待ち杏香!ちゅーことはウチ杏香と一緒の作戦はできへん言うんかい!」
「いやそうじゃあなくてさ、第2演劇部はまだ化神の実戦経験から言って不安がある。だからさ、寅珠には化神のエキスパートみんなをサポートしてもらいたいんだよ。」
「そ、そうか。ほんならウチに任せるんや!」
寅珠、任せたよ!
「それじゃあ残ったみんな!いっちょ伊勢崎まで行くよぉッ!」
「あぁちょいと恵里菜に杏香に寅珠くん、ちょいと待ちたまえ。これを渡しておく。これで他の攻略隊と連絡を取り合い作戦を実行したまえ。」
「あぁ!任しといてよ!」
「作戦は明日正午決行!」