【短編】あたしだけの王子様














渉は微笑みながらそう言ってあたしの口から出ている棒つきキャンディの棒を持ちゆっくりと引き抜く。




あたしは渉の手の動きにあわせて口を開いた。













ーカラッ…













「………っ////」












渉があたしの口から取り出した棒つきキャンディを舐めたからあたしは恥ずかしくて目をそらす。














「…聞かせてやってもいーぞ」