今日も囲まれちゃったんだね。 あたしはゆっくりと足を女の子達の固まりの方へと動かしていく。 女の子達の固まりの中に割り込むとその中心に陸がいた。 「あたしを彼女にしてよ~」 「…嫌」 「今日遊ぼうよ」 「…嫌」 「メルアド交換しよう?」 「…嫌」 陸……「嫌」しか言ってない。