「陸っ…ありがとう…////」 「何?お前泣いてんの?」 陸はそう言ってあたしから身体を離し顔を覗きこんだ。 あたしは自分の顔と陸の顔の間にカバンを出す。 「見ないで…~(泣)」 「嫌だ 見せろよ」 「嫌だよ…ブサイクだもん」 「ブサイクじゃねーよ…すっげぇ可愛い」 「……っえ??////」 陸の甘い言葉にあたしは思わずカバンを落としてしまった。