「女子×生って……まさか援交かよ? 最低だな」


「んなわけないだろ!

どーしても俺に捧げたいって言われたら、
据え膳食わぬは男の恥。

抱くだろ? 普通」


「好きな女じゃなかったら、抱かねーよ」


「嘘だぁ? だって、女子×生だぞ!」


コイツ、身なりは
どっかのIT系社長とか青年実業家、そんな感じだ。

髪は無造作に流して、襟足には緩いパーマがかかっている。

絶対にモテる顔だし、身長も俺より高く、軽く180は越えてる。

長い手足に、低い声。



でも、どこか残念な奴だな。