二人は、同じ制服を着ていてゲラゲラと笑い出した。


「頼むから、ヤメロ
それだけはヤメロ。

俺も毎日こんなとこで昼飯食ってるわけじゃねーし!」


「えーっ、でも李花は知ってるの? 李花、オカマとランチしててもヤキモチ妬きそう」


「だよね、李花傷つくよ。やっぱ内緒にしといたほうがいい?」



「お前ら、聞いてないのか? 俺たち別れた」



眞子は手に持ってた財布と携帯を落としそうになった。

奈々は、「えーーーっ?」と大声をあげた。





「なんで? なんで?」


「全然知らないし
李花最近付き合い悪くて、全然会ってないの!」