俺が入れなかった受付だ。

広くて床はぴかぴか。




受付嬢たちは、一列に整列して同じ制服を着ている。


『キャハハハ!』
『キャハハハ!』


示し合わせたような笑い声。


『どうですか? 新しいびっくりぱなは!』


『面白いです!』


『当社、人気ナンバーワン受付嬢ミユちゃんからお墨付きもらいました!』



ミユちゃん?
この子がミユちゃん?

すげぇーめちゃくちゃ可愛い……

目がパッチリしていて、背が小さくて守ってあげたくなるような可愛いタイプの女の子だ。



二日酔いなんて完全に忘れて、テレビに釘付けになっている俺。


アイツ、本当に何者だ?

これだけ好き勝手に番組を弄れれるなんて普通じゃない。




そっか、詐欺師だった。

だけど……