「もう全然気にしてないし、翔くんも気にしないで?」 あたしがそう言うと翔くんはホッとしたのか笑顔になった。 「そっか…。ありがと」 でもなにか思い出したのかハッとすると真面目な顔をした。 「あとさ…、ちょっと聞きたいことが「サエコちゃん〜?」 翔くんがなにか聞こうとしたけど、メイクさんがあたしを呼んで遮られた。 「あっ…、ごめん。行かなきゃ」 「あー、うん。分かった」 翔くんが言いかけたことが気になったけどあたしはメイク室に向かった。