先生はフッと笑ってあたしの頭をぽんぽんすると「じゃあなー」と帰っていった。 パタン 扉の閉まる音が聞こえると一気に体の力が抜けた。 フーっとため息を洩らしてフカフカの布団に体をうずめる。 今日のことを思い出すと自然と笑みが洩れる。 ……やっぱりあたしは先生が好き。本当は好きになんてなっちゃいけないのに。 ―――でもきっともう戻れない。