そんなことに対してビクッと肩を揺らすあたしに気づく人なんているはずもなく、先生が「どれどれ…」なんて言いながらこっちに来た。 そして雑誌を見て「うん、こういう子、俺の好み♪」なんて言った。 それに対してその子は自分が聞いたくせに「えー、玲ちゃんの好みレベルたけぇー!」とか言ってる。 周りのみんなもそのことでガヤガヤとしてきて先生は「静かにー」と言って教卓のほうに戻ると先生本人は出席をとりはじめた。 び、ビックリした…。 いきなりあたしの話するからビックリしたよ。