8時になる少し前に、二階からバタバタと階段を掛け降りて来るのは私の姉。 真っ先に洗面所に向かっては、 「どいてー!」 と、私を押し退けて鏡の前を占拠する。 時間にはギリギリ派のくせにメイクと髪に30分かける姉にとって、朝の1分はとてつもなく大事。 そのため朝は家中を駆け回る。 「行くとこ行くとこなんで居んの!支度済んだなら学校行けばー。」 と言われるので私は仕方なく家を出る。