「俺たちの…子供…」 朝陽は無言で王の手から赤ん坊を受け取り静かに抱いた。 「あなたが、その子を育ててください。その子の名は美姫。レイラがそう名づけました。」 「美姫…」 朝陽が呼ぶと腕の中の赤ん坊はニッコリと笑った。 その笑顔を見ると、なぜかレイラを失った寂しさがほぐれていった。