「そうか!!」


あたしはあることをひらめいた。


両手で水晶をつかみリオにかざした。




あいつら悪にこれが毒ならばリオ達のように悪ではないモンスターには薬のやくをするんじゃないかと思った。



「水晶。どうかリオを直して!!」


残った力を振り絞り水晶に願った。


すると、微かではあるが水晶が光り始めた。



と、同時にリオの顔色はみるみるよくなっていった。



これで……きっと大丈夫。



「やった………リオ…よかった…。」




力を使い果たしたせいか


目の前が真っ白になり意識を失った。