洞窟の中でどんな試練を受けてきたのかは知らないが、今のあいつにその力が受け止めきれるのかが心配だ。 ずっと、そんなこと考えていたら目の前に心配そうな顔をした美姫がいた。 ほんと、こいつって…… こいつが1番辛いはずなのにいつもニコニコ笑っていやがる。 きっと俺たちに気を使わせないようにしているんだろう。 そんな美姫が愛しくてしょうがない……。 気づいたら俺は美姫を抱きしめていた。