ドアを出ると岩の上影が見えた。 「リオ!!」 あたしはその陰に向かって走った。 リオはひょいと岩から立ち上がるとニカッと笑って手を挙げた。 「よぉ、無事だったか。」 「あったりまえじゃない!リオも…ね。」 「おう!お前、ご機嫌だな。何かあったか?」 「まぁね!」 洞窟に入る前と今のあたし何が変わったのか分からない。 でも、自分に自信が持てる気がする。 あたしは、姫レイラの娘であることを誇りに思う。 そう、思えたのはララのお陰…かな。