律儀にお礼を言った。 だって、この人が助けてくれなかったら あの花瓶は… あたしにクリティカルヒットしてたであろう…… 顔面血まみれのあたし…。 あ~!考えただけでも怖いわーー(汗) 「別に。お前は俺らにとって、いなくちゃいけない存在だからな」 やっぱり……。 なにかが引っかかる。 ってか、引っかかる所が満載すぎだよ。 「ねぇ、クラスでも一回、神姫って出てきたけど。あたしは、その神姫っていうのなんですか?」 「……それは、俺の口からは言えねぇ」