そして家まで着くと、 彼は空き家だったはずの、 隣の家へと入ろうとしていた。 「あれ?ひょっとして隣?」 そう問われ、俺は頷いた。 「そうなんだ、よろしくな」 間違いなく、彼は隣に引っ越していた。 学校でも隣。 家も、お隣さん。 マジか。