学園のプリンス・プリンセス



「神崎君?もうすぐだから来てくれる?」

『はい』

あー、面倒

「あ!神崎君!」

『何?』

一応初対面だから良い俺を演じなくちゃだな
めんどくせっ

「私、風邪気味で申し訳ないんだけど
私の分も読んでくれるかな?」

良い俺なら

『もちろん!!』

「ありがとう!これ、清書したやつだから。宜しくお願いします☆」

やっぱ笑顔は変わらないな

「じゃあ宜しく!頑張ってね!!」