深海に咲く花




翠愛は我にかえって俺の名前を呟くと
気を失った。


そんな翠愛を優しく抱き上げると目の前
にいる男を睨んだ。


正直会話はよく聞いていなかったから
何で翠愛が怒ったのかわからなかった。


でも…翠愛を傷つけたのは確か。


「…お前なにした?」

そう聞くと眉間に皺を寄せる男。

…こいつ何様だよ。