あーぁ、これじゃあ初日から目立って 仕方ないよ。 桐夜に言うと運転手に話をして私達は 駐車場まで向かった。 そこから適当にバイクを取りだし 桐夜が前に乗り私は後ろに跨がった。 勿論バイクの免許はある。 「…落ちるなよ?」 皮肉まじりに言う桐夜にご心配なく、と 言うとバイクは走り出した。