深海に咲く花




「…それより、用件は?」

そう言うといきなりニコニコと微笑み
顔をあわせる両親。


「…翠愛には高校に行ってもらう。」


そう言うと何故か拍手をしだす2人に
唖然とする私と桐夜。


「…もちろん桐夜もな?」

そう付け足すとニヤリと笑う父親。

ハァ…。本当に面倒な事になった。