深海に咲く花




ガチャッ

屋上につくと思わず息をのむ。


「…こんな綺麗なんだ。」

思わずそう呟くほどに空が綺麗だった。
でも―…私には眩しすぎる。


「…翠愛?どうしたの?」

心配そうに顔を覗きこむ桐夜にバレない
ように頭をふる。

きっと不自然だろうけど桐夜は幼馴染み。
なにかを知ってかその後は何も私に
聞いてこなかった。