「―お前等なんなの?」 すぐに頭上から聞こえた声で確信する。 やっぱり桐夜か。 でも関わるのも面倒だからあえての 寝たふりですごすことにした。 「…貴方こそ誰です?」 警戒心剥き出しの会話に少し頬を緩める がやっぱりまだ寝たふり。 なんだか面白くなりそうだし…?