深海に咲く花




「あれ?知らない子だ!」

その声とともに肩を軽く揺すられる。
でも圧倒的に眠気が勝りそのまま無視を
していると次は違う人が近付いてきた。


もちろん見てるわけじゃないけど私には
わかっちゃう。
まあ気配とかで。

まあその話はまた後程。


近付いてきた1人が肩にふれようと
した瞬間―…

パシっ

誰かがその手を払いのけた。
まあそんな奴1人しかいないけど。