深海に咲く花




いつもはあまり行かない地下室の扉を
開けたとき―…


バンっ
バンっ
バンっ


何発もの銃の音を聞きこっそりと
中を覗くとそこには射撃の練習をする
兄の姿。

私も護身術として色々習ったが
銃はあつかったことがない。

小さい子にはよくある興味本意で
その日から銃の練習を私もした。

ただ―純粋に兄の側にいたいという
気持ちの方が強かったけど…。