深海に咲く花




「…私はこれでいいの。
いくら言われたって私は自分の意思で
闇のなかにいるんだ。」


そうだ。

私は自ら闇になったんだ…。
誰に甘える事も許されない。


否―…私が闇になるのは運命なんだ。


「じゃあッ…何でそんなに泣きそうな
顔してるんだよ。」

桐夜の声にハッとするとなにかが頬を伝う。
―…涙?

何でッッ…

どうして今更涙が流れるの―ッッ