深海に咲く花




「嘘つくなよ翠愛。」

いきなり聞こえた声に思わず顔をあげる
とそこには桐夜と炎鬼の姿。


「何でいるの?」

「…話は聞いてたよ。盗み聞きなんて
したのは謝る…けど、俺は翠愛の意見に
賛成はできない。」


真っ直ぐに私の目を見て話す桐夜の姿は
正直言って眩しすぎた。
その瞳には曇りもない綺麗な瞳。


その瞳を見るたびに元気を貰えるけど
それと同時に自分がどれだけ汚れている
のかを何度思い知らされただろうか。