そんな時に転校してきたのが翠愛と桐夜
だったんだ。


最初は特に興味はなかった。
桐夜にはあったけど翠愛にはまったく。


翠愛の顔をみたときあいつかと思った
けど翠愛からは殺気も感じないしあの時
思った異様な雰囲気すらなかった。


世の中には似てる奴もいるだろうと
思っていた―けど、それもさっきまで
の考えだ。


まさか、翠愛だとはな―…。

俺は馬鹿な事をした。
翠愛は俺を救ってくれたのに…

翠愛が目を覚ましたら謝ろう。
今の俺にはそれしか出来ないから―…


漸side end