深海に咲く花




その瞳―…表情に思わず鳥肌がたった。
冷たく余裕な笑み。

笑っているのに感じるのは紛れもない
―…恐怖。


「…私がするのは喧嘩じゃない。
それでも殺りあいたいなら―…」

そこまで言うとフッとまた俺を嘲笑い
―本当に殺すよ?そう言葉を紡いだ。

不覚にも持っていた鉄パイプが
カランカランっと音をたて落ちた。

それを見て翠愛はスッと俺の目を
真っ直ぐ見据えた。