深海に咲く花




「――――…って事だ。」

話をし終わるとふぅ、と溜め息をつく
漸に俺が感じたのは紛れもない怒り。


「お前が翠愛の何をわかっているつもり
なのかは知らねえが―、お前は人として
最低なことを言ったんだよ。」


こいつは翠愛の敵だ。
今の俺にはそれ以外考えられない。


確かに翠愛が銃ぬいたのも納得だな。
俺だって殺したいんだから。

翠愛は傷ついただろうな――。

そう考えると怒りと悲しみに感情を
支配された。