まじかよ。 益々見過ごすわけにはいかなくなったこの状況。 ため息をはいて一歩踏み出そうとしたその時だった。 「喧嘩はいけません」 日本ではまず見ない金色の髪が目に飛び込んで来た。 は? 余りの展開に目が点になる俺。 及び 当事者達。 「お話は聞かせていただきました。ぶりっ子したっていいじゃありませんか」 「なんなのあんた」