うわ。 まじかよ。 最悪のパターンに肩を落とす。 ちらりと目をむけると一人の女の子を五人の女の子が囲んでいた。 しかもあれってうちの学校じゃんか! 「何とかいったらどうなの?」 「私は彼が好きなの!何しようが勝手でしょ?」 「なんですって?」 しかも喧嘩の内容は男について。 1番関わりたくないと思い歩き出そうとしたその時。 「酒井秋君に近付くな!」 「!!!!!!!???」 自分の名前が聞こえてきて足を止める。