「・・・ど、どうしてもって言うなら 付き合ってあげてもいいけど?」 言えなかったよ。 しかもなにこのツンデレ。 今自分をものすごく殴りたい。 「来たらパフェおごってやる。」 「行く行くっ。」 我ながら単純すぎるっ。 大好物に惹かれて素直になるなんて… 「なら、また帰り話す。」 「え、帰り?」 「あら、今日はそちらの 部活はないのではなくて?」 さすがの華凜も口を挟む。 金曜日は龍、蓮が所属の バスケ部は休みなのだが、 今日はあるらしい。