モデルと不良少女のモデルさん






私は少し震えた声で
目の前の女の人にいった。




「……っ…

月夜……いますか?」



すると女の人は鋭い目つきでこういった。


「あんた……月夜のなに?」



「え……。」




なん…だろう……。


恋人?
友達?
クラスメイト?
それとも……ただの他人?

もう私は月夜が私の事をどう思っているかさえ分からない。




「っ…ちょっとした…知り合いです。」


私はそう答える事にした。


「……ふぅ~ん。」


女の人は気に入らないといった表情だった。