「つーことでここって…俺って…」 佐々岡は仕方なしにとある建物に入った。 扉には『消費者金融』と看板いっぱいに彫られていた。 「お…いらしたな。次のターゲット…基、お客様が…。」 社長は口許をニヤつかせ佐々岡の登場を待っていた… これから起こるのは佐々岡の崖っぷち人生であります。 これは、まだ序章にすぎない… かもしれない。