中から出てきた人は、
めっちゃくちゃ
可愛い男の子やった。

「瑠美、どないしたん?」
「いや~翔にな、亮くん呼んでほしいねん。」
「別にええけど、何で?」
「ゆなに紹介してやってほしいねん。」


全然、話の筋が見えない……


「瑠美-あたしは…」
「え-の~」

「智、来るッて。」
「ありがとう。」
「ほな、あたしらはデート行ってくるな!!」
「えっ?ちょっと…!どしたらいいんよ?」
「大丈夫!智くんにはちゃんと言ってるから」

とか、言って
デートに行ってしまった。


その時、インタ-ホンが
鳴った。

「はい?」
「智です。」

ドアを開けたら、
そこに立っていた人は
とてもカッコいい顔を
した人がいた。

目が大きくて、
少し茶色い髪の人だった。


「ゆなさん?
俺、智やで。とりあえず、
上がらしてもらうわ。」
「はい。」



「ゆなさんって俺より、7歳年上やねんな~
俺、年上の人好きやねん。
特に、人妻が好き。」

「え-!以外やね。
それで?」
「だから俺は、ゆなさんの
彼氏になる。」
「……うん。いいよ。
ど-せ旦那も浮気してるから。」



「なあ-ゆなさん、
ゆなって呼んでも
いい?」
「いいよ。」
「ゆな?ここ来て。」

智の膝の上…
「は-や-く-」

急に甘えたになった
智をかわいく思えた。

そして、智の膝の上に
ラッコ座り。

後ろから、
ぎゅ-って抱きしめ
られた。
心拍数が上がる。
「ゆな、いい匂いする」
「」