自分自身と恭介を探している途中でも、あの茶髪の女の子は見当たらなかった。 茶髪で、背が大きいとなると、目立つはずなのにその姿は無かった。 「みんなどこに行ったんだよ……」 「どうした翔。探しものか?」 「え!?」 だれもいなと思っていたが、真横に福田がいた。 「俺も一緒に探してやろうか?」 「いや、いい。たいしたものじゃないから」