そこに立っていたのは、憂美ではなかった。 が、どこか雰囲気は自分が好きだった憂美に似ていた。 「あ、あ、あの、私は陽香です!!ひ、人違いじゃないでしょうか?」 「ほらぁ〜。翔が変な事言うから、びっくりしてるじゃないの!ごめんね、陽香ちゃん」 「ご、ごめんな?今日見た夢に出てきた子に似ていたから、つい…」 「うぅ」 「気にしなくていいからね。ほら翔達あっちに行って!!」 みかは手のひらを向こう側にふった。 優人たちはしぶしぶと、教室の隅のほうに歩いていった。