三人達は学校に着いた。


「やっぱりいいねここは。がんばって勉強した甲斐があったよ」


ゆりは目を輝かして喜びの表情を見せた。

「よく、お前が入れたな」


「何言ってんの?私の方があんたより頭いいんだからね?」


「そうだっけ?」


「そうだって。もう……」


二人は楽しそうに会話をしている。


どうやら悪いやつらではなさそうだ。


そして優人は校門にある立て札を見て驚いた。


───ここは……